忍者ブログ

SOLICITOR

何事もポジティブシンキング!
09 2024/10 1 2 3 4 56 7 8 9 10 11 1213 14 15 16 17 18 1920 21 22 23 24 25 2627 28 29 30 31 11

10.06.20:25

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

06.16.01:44

義理と人情に感謝

本日、我が愛車に乗って一人で、遠出してきました。
(高速初乗りの車の感想はこちら~ http://minkara.carview.co.jp/userid/295984/blog/

目的は私の本籍地である三重県の桑名市ってとこにある、我が一族を祀る菩提寺にお墓参りに行くためです。

私の先祖は長年桑名藩に仕えた300年続く武士の一族で、桑名市博物館に残る文献にも先祖の名前が載っているらしく、私で本家19代目となり、長年その地に住んでいたらしいのですが、うちのおじいさんの仕事の都合(大手ゼネコンである、大林組と間組の創立協力者として)でオヤジ共々京都に出てこられたらしく、
当然私は京都生まれの京都育ちのため、桑名のことは一切わかりませんし道もほとんどわかりませんでしたが、以前に行った時の記憶を頼りにナビに補助してもらって何とかその菩提寺まで行く事が出来ました。

前回その菩提寺へ行ったのはうちのオヤジがまだ生きていた時で、そこへ行くのは
13年振りでしたので、到着した時はほんま懐かしくて、何だかジ~ンとして過去の記憶が蘇りましたね。



到着して中にお邪魔すると誰もおられなく、たまたまそこへお墓参りに来られていた方に今までの経緯をお聞きすると、そのお寺に長年住んでおられ私の一族の歴史をよく知っておられた住職様は残念ながら他界され、今は同じ宗派のよそのお寺のおっさんが掛け持ちでそのお寺の面倒を見られておられるとの事で、今はそこには誰も住んでおられなくて、以前よりひっそりとしていて何だか寂しい感じでした。

そのお寺にある、御本尊様はうちのご先祖様が寄贈されたものらしく、後ろにそのご先祖様の名前が刻まれているらしく、そのお寺とうちの一族とはかなり信仰が深かったみたいで、以前はその寺の裏にある墓地にうちの先祖の墓が個別にずら~っと並べられていたらしいのですが、他の檀家様の事も考慮の上、20年程前に親戚の方がまとめられたらしく今はそこに4つのお墓が残るのみとなっているのですが、それでも一人でタワシでお墓を擦って掃除してあげるのは大変で、
今日は一応礼儀として黒にスーツに白のカッターで行ったのですが、墓にこびり付いたコケとドロの混じった水がカッターやスーツや靴に飛び散ってドロドロになりましたが、今までほったらかしにしておいた罰だな~と思い、一生懸命汗まみれになりながらも何とか綺麗にしてあげることが出来たので本当によかったです。

別に私自身、先祖を粗末に扱っていたわけではなく、オヤジが生前に京都にお墓を購入していてこっちでご先祖様をお祀りしていて、もちろん今も定期的にそのお墓参りには行っていますし、オヤジのお骨も京都のお墓に納骨したのと色々な諸事情もあって別にもう向こうへは行かなくていいかなと思っていましたが、
やはり我が一族の本当の地元にある、たくさんのご先祖様が永眠されている菩提寺のお墓に18代目のオヤジが死んだことを直接報告に行ってなかった事やそのお墓をほったらかしにしている申し訳ないとう気持ちが心の片隅にず~っと引っ掛かっていたので、オヤジが死んで丸10年にあたる今年の、おじいさんの月命日に当たる今日、菩提寺へお墓参りに行けて本当によかったなと思います。

そしてその後、桑名市役所へ行って役所に残る全ての私の一族の戸籍謄本(改製原戸籍含む)を申請及び取得し、先程菩提寺で偶然お会いした檀家さんにお聞きした、うちの菩提寺を管理されてるお寺の電話番号を頼りにナビで行ってきました。

管理されてるお寺の方に、今までの経緯をお話したりこれからのこと等をお聞きしていると、そこの住職のお孫さん(年は25歳位で、普段着なら普通の好青年)がお勤めから帰ってこられ、更にそのお孫さんに色々とお話をしていると時間は午後6時半頃でしたが、
『お手数ですが、今から私も菩提寺へいっしょに行かせてもらい、お父様やご先祖様にお経を唱えさせてもらいたいのですが、お時間の方はよろしいでしょうか?』
と仰っていただき、そこから車で20分程かかるうちの菩提寺まで行っていただき、お墓の前でお経を唱えてくださいました。

突然押しかけて13年もほったらかしてた初対面の者に対してお忙しい中、そのお言葉と実行力はほんま嬉しかったですし、そのおっさんのありがたい気持ちにほんま泣きそうになりましたし、素晴らしい方々に後を継いでもらったなと感謝の気持ちでいっぱいでした。

そして、その若いおっさんと連絡先を交換して名残惜しかったですが、桑名を後にしました。

「まだまだ、世の中捨てたもんじゃないな~!」と、
今日は京都から二時間半弱かけてお参りしに行った甲斐がありましたし、本当によかったです



ご先祖様がおられたからこそ、今の自分というものが存在するわけで、若かろうが年いってようが関係なく、先祖を尊ぶ感謝の気持ちってのはいつも持ち続けてなければなりませんね。

『出世したけりゃ、先祖尊へ!』

って言葉もそういう事からきてるんじゃないでしょうか?

詳細はわかりませんがだいぶ前に、比叡山延暦寺で年に一度行われるらしい「大○○祭」ってのに遭遇したことがあるのですが、全国津々浦々から色んな県名のナンバーの高級車ばかりが比叡山に集結されるのを拝見した事がありますが、やっぱ成功されてる方ってのは皆さんご先祖様を大切にされてるんだと思いました。


今は本家である私の家が一番廃れていて、分家の皆様が繁栄されている我が一族ですが、
何年かかっても、意地でも絶対に行政書士資格を取得して私自身の手で本家を再興させてみせる事を、
墓前で誓ったとても意味深い一日ともなりました。

ですので今日は全く勉強のほうはやっていませんが、明日は魔の7時間半授業が手ぐすね引いて待っていますし、今日の誓いを忘れずに明日から気持ちを引き締めて頑張りま~す



PR

無題

ロックさんの優しい気持が伝わります(^^)
ご先祖様を大切にしないと!!って、すごく感じました。ロックさんが行政書士になって成功すること、心から祈ってます(o^-^o)

  • 2007年06月16日土
  • るみ
  • 編集
rumi
>ロックさんの優しい気持が伝わります(^^)
>ご先祖様を大切にしないと!!って、すごく感じました。ロックさんが行政書士になって成功すること、心から祈ってます(o^-^o)
>
>
2007/06/16 23:21

るみさんへ

はじめましてです。
お恥ずかしい内容を最後まで読んでいただいた上、お返事までいただきありがとうございます。
俺は俺なりに頑張りますんでるみさんも頑張ってくださいね~

  • 2007年06月16日土
  • ROCK
  • 編集
URL
FONT COLOR
COMMENT
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
PASS

TRACKBACK

TRACKBACK-URL