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第9条 ① 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、
武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。 ② 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、 これを認めない。 言わずと知れた戦争放棄、戦力及び交戦権の否認の条文ですが、この条文の ”戦争放棄” の文言を記載したポスターを街のあちこちでよく目にします。 戦争や徴兵制度が再び行われたら、仕事することも勉強することも遊ぶことも彼氏・彼女や嫁さん・子供等といっしょに過ごす時間も、何もかもが奪い去られ、 日本国憲法が最大の尊重をする 【人権】 というものが破壊されてしまいます! 私が街角に貼ってあったポスターに記載されたこの条文を見て思い出すのが、少し前に、美輪明宏さんが、テレビで自身が戦時中に体験された事を仰っていた話を思い出しました……。 正確な記憶ではありませんが、 『第二次世界大戦末期、女性も竹槍を握らされたりして人殺しの練習をさせられていた時代のとある真冬の寒い時期、とある女性小隊で一列に整列させられてた女性の兵隊のうちの 年の頃は十代後半位の一人の女性がその列の向かいに立っていた兵隊に 『お前、前に出ろッ』 と言われた。 何故、彼女が前に出ろと言われたか?それは彼女の上着の下から赤い毛糸の下着が少し出ていたらしく、それを見つけた兵隊が 『何だ、その色は?』 と激怒し、その女性を殴る蹴るの袋叩きにしたらしい・・・。 彼女は両手をついて『すいません、すいません』と悲鳴のような声を出しながら必死に謝っていたらしいが、兵隊はお構い無しに更に彼女をボッコボコにした…。 そして数日後、結局彼女は殴り殺されたみたいです・・・。 結果として、彼女はただ上着から少し出ていた下着の色が赤かった・・・、それだけの理由で殺されたのです・・・。 そして後に美輪さんが知ったらしいですが、その赤い下着は彼女のお母さんが娘の事を想い、少しでも寒さを凌ぐ足しにでもなればと、精魂込めて作られた手編みの下着らしく彼女と別れる際に彼女に手渡されたものだったそうです…。』 この話を聞いて、彼女はどんな気持ちで殴る蹴るの暴行を受け、殺されていったのか? そして彼女のおかあさんがどんな気持ちでその下着を作られ、手渡されたのか? 自分の娘が自分の編んだ下着のせいで殺されたってのを知られてどんなに辛く悲しい気持ちになられ、 ご自分を責められた事か? この話を聞いてそれらを想像した時、 私のキャラにない事でほんと申し訳ないのですが、涙が出てきました・・・。 互いに相手を思い合い、強く結ばれた素晴らしいこの親子の【絆】をいとも簡単にブチ壊した兵隊。 そしてそういう思想を許し教育を施した大日本帝国! これはほんの一部の悲劇の話に過ぎません、もっと酷い事実も数えきれない程にあったと思います…。 戦争を二度としてはいけない、先の大東亜戦争でどれだけの血や涙が流されて命を奪われ、どれだけの人が 親、子供、彼氏、彼女、夫、妻等大切な人を亡くされて悲しみに明け暮れられた事か! 想像するだけで自分が過ちを侵したかの様な錯覚に陥り、ほんまに辛くなる………。 そして、これらの過ちに対する反省から今の世の中の平和は保たれているわけです。 あの悲劇を絶対に二度と蘇らせてはいけない! 『NO WAR』 世界人類、みんなの願いです・・・・・・。 PR
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