05.19.15:57
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07.21.01:28
昨日のカキコミの通り、自分の中のケジメを付けて前進するために、
今日、最後の法検講座へ行く前に、先日の11日に亡くなられた恩師の自宅へ最後のお別れをさせてもらいに行って参りました。 久し振りにお会いした先生の奥さんはお疲れや悲しみのせいか少し痩せられたみたいでお掛けする言葉が見当たりませんでしたが、 中へお邪魔させていただき、いつも先生とお話させていただいてた先生の書斎へと招かれましたが、一つを除けば以前と何一つ変わらない風景が私の目の前に飛び込んできて妙に懐かしい気分になりました。 但し、先生が居られないってことだけを除けばですが・・・・・・・・・。 書斎の奥から 『お待たせしてすいません!』 って言いながら先生が出てこられる様な感じがして仕方なかったです。 先生の書斎には生前いつも使用されていた机の上に先生の遺影が、綺麗な沢山のお花や先生のお骨と共に置かれておりました。 そしてその遺影の前に座らせてもらって拝ませてもらおうと手を合わせた瞬間、 止めどなく涙が溢れて、事もあろうかその場で泣きじゃくってしまいました。 ええ年こいたおっさんが年甲斐もなく泣くなんて数年振りですかね・・・・・・・・・・泣き方すら忘れてたような気がしますが、本気で泣いてしまいました。 そこまで泣いてしまった自分自身に驚きましたし何でそこまで泣いてしまったのかすらよくわかりませんが、 多分悲しいのもありますが、恐らくは悔しくて泣いたんやと思います。 悔しさってのは私自身はもちろんのこと、先生の心境を考えるとってことです。 以前に仰ってた、 『保護司は満74歳になると辞めんとダメなんでが、 それまで後少しですが最後まで全う出来れば私としても本望です』 ってのを思い出し、それまでもう一年もなかったのに最後まで保護司という無償の名誉職を全うできなかった事、 入院する直前まで個人塾をされておられ、先生を慕って来られてた塾生達を中途半端のまま残してしまった事、 そして長年住み続けて来た我が家に自分の足で帰れずにまさか 【 お 骨 】 という形で帰宅された事など・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 それらが先生の遺影の前に座って写真を間近で拝見した瞬間、瞬時に頭の中を過ぎったためなんやと思います。 私の行政書士合格を他の誰よりも応援してくださってた方やったし、ほんと今までお世話になった方やったから、せめてもの恩返しに今年こそは絶対に合格して一番に先生に報告しにいくんやって決めてたのに非常に残念で悔やまれてなりません・・・・・・・・・・。 そしてその後、泣いてしまった事を奥さんに詫びて一時間弱でしたが、暫く奥さんとお話をさせていただきました。 先生の人柄か、やはりかなり大勢の教え子やお世話になった方々がお通夜や告別式に来られてて、式場に全員が入りきれなかった話や、 斎場で先生の御遺体を火葬した後、斎場まで来られていた教え子の方の提案で、先生のお骨を一つ残らず持ち帰ってお墓へ分骨したり また他の一部を生前に先生が仰ってた通りに海へ散骨するつもりをされてるという話などを・・・・・・・・・・・・。 今までお世話になったせめてものお礼にたと持っていった香典も結局受け取ってもらえなかったし、 私は最後まで出来の悪い何も恩返しの出来ない教え子でした。 最後にもう一度先生の遺影の前で挨拶をし、必ず今年こそは行政書士に合格して先生に報告に来る事を誓い、 奥さんに別れを告げて先生のご自宅を後にしてそのまま急いで法検講座へ向かいましたが、 いつもなら電車の中で復習したりしてるの何にもやる気起きひんし、 泣きじゃくった眼をしてコンソへ着いて知ってる人を見かけても誰とも喋る気すらしいひんかって無視してしまったようになってたと思いますし、まず真っ直ぐの一直線しか見てなかったので周りに誰がいるかすらをいつも以上に見ていませんでしたし、 悲しみを堪えて泣くのを我慢するんに必死で 講座始まっても気合入らへんくてしょっちゅう上を向いてボ~っとしてたし、 挙げ句の果てに自宅から最寄りの駅を降りた少し暗がりの道に差し掛かった瞬間に、プツンと緊張の糸が切れたのかまた泣き出してしまって泣きながら自宅まで帰ってきた始末・・・・・・・・・・・・。 【 憎まれっ子世にはばかる 】 と申しますが、 いい人って自分の身を削ってでも人に対してよくしてやろうって思われるから早く亡くなられるんでしょうが、 反対に悪い人ってのは自分さえよければそれでいいってので人を不幸に陥れても自分だけはいい思いをするから長生きされるんでしょうね? 思ってはいけない事なんですが、こんな悲しい思いをするんやったら先生と知り合わへんかったらよかったって思ってしまいました。 ですがその反面、先生と知り合って色々な事を学ばせてもらいましたし素敵な気持ちにさせてもらった事も多々ありましたしやっぱり先生と出会えてよかったって思っておりますし、 誰に対しても早かれ遅かれ 【別れ】 というものは訪れますしこの悲しみを乗り越えてこそまた一つ人間として成長していくのではと、 別れがあった分、また新しい出会いがあるのだと勝手にポジティブに解釈しようとしております。 先生、73年間本当にお疲れ様でした、先生の意思は多くの教え子の方達に受け継がれております、 まだまだされたかったことが沢山あられたでしょうし、志半ばで達成出来なかった事も多々あられて悔しい思いをされてることでしょうが、もう何もお考えになられずに、ごゆっくりと安らかにお休み下さい。 これが私なりの先生に対する 【 ケ ジ メ 】 の付け方ですが、これでよかったんだと自分に言い聞かせてます。 また一つ、私の中の大切なものを失ってしまいましたので、 ちょっと今は心にポカンと穴が開いた感じでショックが大き過ぎて精神的にボロボロですが でもそこは何とか我慢して踏ん張り、今の状態を打破して乗り越えてこそ 行政書士合格ってのが近づいてくると信じて、明日からは気持ちを入れ替えて勉強に打ち込みたいと思います。 そうせんと先生に 『何をいつまでもメソメソ泣いてるんですか? 泣いてる暇があるんやったらさっさと勉強して今年こそは絶対に合格して 私にちゃんとよい報告が出来る様に頑張ってくださいっ!』 って怒られますからね・・・・・・・・・・・・・・ ![]() PR
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